

BMW M340iに標準装備されている大径スポーツブレーキは、M performanceパーツのブレーキキットとサイズが同じ。以前の愛車BMW 320dに装着していたM performanceブレーキと、制動力に差は感じません。しかしどうしても気になるのがキャリパーの色。
M performanceブレーキは鮮やかな赤ですが、M340iの標準はメタリックな青。個人的に青という色は好きなのですが、ボディと同色ではどうにも目立たない。青いボディに赤いキャリパーの組み合わせがとても気に入っていて、それがどうしても忘れられない。しかしサイズが同じで違いはブレーキローターがディンプルになっているくらい。
サーキットへ行くならともかく、公道を走るレベルでは替えたところで違いはないだろう。そう考えると大枚を叩いていいものか、頭がハゲそうなくらい悩みました。
カタログを確認してもM340iに装着可否が良く分からない、そこでディーラーからBMWジャパン(メーカー)に問い合わせてもらったのですが、「付けられるけどM340iに付けた人はいません」と回答があったとか。本当がどうか分かりませんがほぼ見た目が変わるだけなので、それで付けるような奇特な人はそうそういないのでしょう。
さんざん悩んだ結果、購入に踏み切ったわけです。


標準装備の方が画像の角度やバックプレートのせいで大きく見えるかもしれませんが、ローターサイズは変わらず。ディンプルと赤キャリパーのおかげでカッコ良くなってます。
しかしリアはフロントと違いフローティング式のキャリパー。先代のF30用は前後とも対向式でしたが、今のG20用からリアはフローティング式に変更。その理由はディーラーによると、電動パーキングブレーキをドッキングしたからなのだとか。リアも対向の方がカッコ良いのに・・。

装着後あるていどの距離を走りましたが、、ペダルタッチや制動力など特に違いや不満を感じることはありません。サーキットなどで限界まで酷使すれば、違いもあるのかもしれませんが。
結論を申し上げれば、見た目の変化以上のものはないと言えるでしょう。私はそれを承知のうえで・・というより、その見た目を変えることが目的だったので満足しています。
M340iには同じサイズのブレーキが標準装備されていますが、それ以外のグレードでは顕著に変わるはずなので非常にお勧めなオプションです。以前の320dに付けたときは、その違い感じることができました。そのときに書いた記事が以下のリンク。
今回、M340iにも装着しましたがモノとしては同じです。同じようにM performanceブレーキを検討している方がいたら、参考までに読んでみてください。