BMW G20 320d xDrive Msport

BMW G20 320d

BMW G20 320d xDrive Msportとは

7代目3シリーズ

3シリーズはBMWのラインナップの中で、中核をなす主力モデルです。販売台数だけなら、1シリーズや2シリーズの方が多いかも知れませんが、車体のサイズ、エンジン出力など、いわゆる走りのバランスが最も良いのが3シリーズ。
先代モデルに比べると、かなり大型化してしまいましたが、実際に運転してみると、その大きさが気になることはあまりありません。その理由として考えられることは、ステアリングのギアレシオが変更された可能性があります。
ギアレシオが変更された情報は持っていませんが実際に運転してみると、先代モデルではステアリングとフロントタイヤの舵角に僅かな違和感を覚えました。それがG20型になってからは、すっかり解消されているのです。
正確なデータでなく個人的な感想の域を出ませんが、2代続けて BMW 320d を乗り継いだ立場からは、そのように感じます。

運転していて気になることは、Msportのステアリングは先代も太かったのですが、それが更に太くなっていること。私は身長があるため手もそれなりに大きいのですが、これに関しては先代までの太さの方が、握りやすかったのは間違いないところ。なにもこんなに太くしなくてもと言うのが、正直な感想です。

インテリジェント四輪駆動システム BMW xDrive

先代モデルは後輪駆動でしたが、G20型は日本に導入されているのはxDriveという四輪駆動モデルだけ。
BMWの公式サイトには、

常に安定したロード・ホールディングと最大限のトラクションを確保することで、2WDモデルに対し、優れたコーナリング性能と走行安定性をもたらします。

と記述されています。

私にとって初めての四輪駆動車。ですが乗ってみても、フロントが駆動していることを感じることはありません。通常は100%のトルクを後輪に配分しFR状態で走行しており、前輪を駆動する必要が生じたとき、必要なだけのトルクを前輪にも配分します。

四輪駆動というと、コーナリングはどうなの?と思ってしまいますが、このクルマは本当に良く曲がります。FRだった先代の F30 320d と比較しても、特にコーナリング性能が劣っているとは感じません。気になる点を一つ挙げるとすれば、320i や330i などのFRモデルと比べて、全高が10mm高くなっていることでしょうか?
全高が高くなる理由はおそらく、車体下部にある四輪駆動システムの最低地上高を稼ぐためと思われます。

BMW G20 320d の装備

レーザーライトの圧倒的照射距離

BMW G20 320dのヘッドライト

ハイビームで走行中に車速が70km/h以上になると、LEDハイビームに加えレーザーライトが点灯し最大600m先まで照射して夜間の視認性を高めてくれる・・・らしいのですが、正直なところ良く分かりません。
確かにハイビームで走行中に速度が上がると、なんとなく遠くが明るくなったかな?って気はします。でも、それがなんだと言うのでしょうか。その速度のまま走り続けられるなら、なにか違いを感じるかもしれませんが現実にそういったことはなく、レーザーライトの恩恵を感じることはありません。

このレーザーライトの一番の特徴は夜間の視認性よりも、デイライトの形状が変わるということでしょう。私がこのオプションを選択した理由も、レーザーライトの機能ではなくルックス重視のため。機能的にはあまりというか全然役に立ってないので、デイライトの形状に興味が無いのであれば必要ない装備です。

M performanceブレーキで足下を引き締める

BMW G20 320d

BMW純正のディーラーオプションである、M performance。エアロパーツや内装など、愛車を素敵にカッコよくしてくれるパーツがてんこもりですが、特におすすめしたいのがブレーキ。このM performance ブレーキは標準のブレーキと比べ、キャリパーもローターも比較にならないほどデカくて迫力があります。
当然その制動力も折り紙付きで、標準のブレーキでは制動力に不満がありありだったのですが、これを付けてからはそんなもの消えてなくなりました。

それよりなによりカッコイイというのが非常に大きい。性能もさることながら、クルマの足元が引き締まって見えるのが嬉しいこと。エアロで武装するよりも派手になりすぎず、このほうがさり気なくて大人な感じがしませんか?

BMW G20 320d はアドブルーを使用する

アドブルーとは?

トラックを含めディーゼル車に縁のない人は、アドブルーのことを聞いたことはあっても、それが何なのか知らないかもしれません。アドブルーは不純物のない高品位尿素水のことで、ディーゼルエンジン車に搭載されている排ガス浄化装置、「尿素SCRシステム」で使用します。
これはディーゼルエンジンから排出される有害物質、窒素酸化物を尿素と化学反応させて無害化するものです。

先代のBMW F30 320d は、アドブルーを使用しないDPF装置が採用されていました。これはディーゼルエンジンから出る有害物質を除去するフィルターのようなもので、トラックなどはこれが原因で良くトラブルを起こしたものです。特に走行距離の短い、いわゆるチョイ乗りが多いとトラブルになりやすいことが知られています。
そのためかは分かりませんが、BMW G20 320d では尿素SCRシステムの採用となりました。また、アドブルーは必要不可欠なものであり、なくなるとエンジンの始動ができなくなります。

アドブルーの消費量

そうなると、アドブルーの消費量が気になるのが人情というもの。では、BMW G20 320d はどの程度アドブルーを消費するのか。結論を先に申し上げると、よく分かりません。
アドブルーの補充は、エンジンオイルなどのメンテナンスパッケージに含まれているため、点検のたびに補充しています。アドブルーが無くなるよりエンジンオイルの交換時期の方が早いので、そのときに補充しておけば残量を気にする必要などありません。

BMW G20 320d の諸元

諸元表

  • 排気量:1,995cc
  • 最高出力:140kW「190ps」/4,000rpm
  • 最大トルク:400Nm「40.8kgm」/1,750-2,500rpm
  • 全長:4,715mm
  • 全幅:1,825mm
  • 全高:1,440mm
  • ホイールベース:2,850mm
  • 駆動方式:四輪駆動
  • 燃費(JC08モード):18.9km/L
  • 燃費(WLTCモード):15.3km/L
  • 燃料:軽油
  • タイヤ:前 225/40R19 後 255/35R19