【旧Blog】2017年GWツーリング【4】ジェットストリームな神戸牛

BMW

この記事は旧ブログからの転載です

この記事は個人的な備忘録として、旧ブログの記事を転載したものです。
記事の内容は2017年5月5日のこと。

2017年GWツーリング4日目。
西へ向かうのは昨日で最後とし、本日から東へ戻る方向へと走ることになります。
例によって午前6時頃にチェックアウト、空を見上げると今日もまた、晴天が期待できそう。

BMW

道路を走る車の姿も殆どなく、世間の人々はまだ本格的に活動を始めてはいないだろう、と思われる午前7時前。
人の気配がしない国道9号を東へと向かうのは、エストリルブルーのBMW 320dのみ。
この国道は基本2車線、時々登坂車線、そしてカーブも少なくてハイペースで走ることができる道です。
今は早朝のため交通量極少ですが、平日の昼間であれば営業車やトラックが大挙していること疑いない快適路。
こんなときは、いつも思うのが早朝に行動していて良かったということ。
休日でも昼間は当然交通量はあるでしょうから、きっと楽しくないこと想像に難くありません。

快適なのはいいのですが、いつまでも国道9号なんぞをトレースしていてもツマラナイので、県道4号へシフトし北上することに。
国道ですら交通量が少ない時間なので、当然の如くこちらも他に車の姿はなく、快適なドライブが楽しめそうな予感♪
山間に流れる川に沿って走る道、これはもう私の好きな雰囲気そのもの。
各地でこのような景色をみることができ、ドライブを楽しむことができますが、いやホントどこをどれだけ走っても飽きがこない。
これはきっと私だけではなく、日本中のドライブ好きが同じ感想をもつのではないでしょうか。

途中、「道の駅 あゆの里 矢田川」で休憩しますが、このとき午前7時半。
それにしてもここは静かなところで、時折来る車以外は自然の音しか聞こえない。
こんな静かな雰囲気が好きで堪りません。
これで人の気配が完全に無ければ言うことはないのですが、早朝とは言え道の駅、数台の車が停まっています。

BMW
BMW 320d

再び県道4号を北上することに。
晴れ渡る青空、新緑の山々の間を縫うように走る県道は貸し切り状態。
時折姿を見せる民家、田畑で農作業に勤しむ地元の人々。
その景色の中を駆け抜ける、エストリルブルーのBMW 320d。
珍しそうな眼でこちらを見る人々。
このボディカラーは、どうにも人目を引くようです。

今日はドライブを楽しむの良いのですが、たまには上等で旨いものでも食べたいと思います。
県道4号で海沿いまで出て、県道11号「但馬漁火ライン」を東へ、そして山と田んぼが続くのどかな景色の県道1号を南下し、到着したのは「コウノトリ但馬空港」
この空港は良くある地方空港のひとつなのですが、別に飛行機を見に来た訳ではありません。
あ、いや、妻は飛行機も見たがっていましたが・・・・・。

飛行機

真の目的地は、レストラン「ジェットストリーム」
ジェットストリームと聞いて、黒い三人組を連想するなんて言うと、年がバレちゃいますね。
さて、そのレストラン「ジェットストリーム」のランチタイムまでは、まだ一時間以上あるので時間をつぶす必要があります。
せっかく空港まで来ているので、飛行機を眺めるのが一番。で、展望デッキへ出てみると、良いタイミングで飛行機に乗り込む乗客の姿が。

乗客の皆さんが荷物を手に、飛行機に向かって歩いて行くのが確認できます。
当然ちゃ当然ですが小型のプロペラ機では、ジャンボジェットみたくボーディングブリッジは使用しません。
てか、この空港にはそもそもボーディングブリッジがないのか?

乗客が全員乗り込むと、エンジン始動。
このとき機体の前方に人が立っていて、左手をクルクル回すと片方のプロペラが回転を始め、右手をクルクル回すともう片方のプロペラが回転を始めます。
はぁ、こうやって係員の指示に従って、エンジンを始動するんですねぇ、始めて知りました。
そして二つのプロペラが回転を速め、滑走路へ向かってタキシングを始める機体。
タキシングとは飛行機が自らの動力で地上を移動することで、聞いた話ではこの状態はえらく燃費が悪いのだとか。
空を飛ぶ乗り物なので、地べたを走るのは得意ではないということなのでしょう。

知り合いが乗っている訳でもない飛行機を見送ると、少々手持ちぶさたに。
羽田や成田ならばひっきりなしに飛行機が飛んできますが、さすがにここでは次がなかなか来ません。
飛行機がいない滑走路を眺めていても楽しいことはなにもないので、喫茶コーナーでアイスコーヒーでも飲みながら、ランチタイムを待つことにします。

ランチタイムになったことを確認し、レストラン「ジェットストリーム」へ突撃。
まさにジェットストリームアタッ・・・なんでもありません!

ここでは神戸牛のステーキが食べられるとのことで、今回は奮発してそれを食べに来たのです。
普段ならせいぜい牛丼くらいしか食べませんが、旅に出るとつい財布の紐が緩くなってしまいます。
二人で食べると良いお値段がするので、ここで路銀を使い果たさないよう注意しなくてはなりません。

目の前に運ばれてきた、神戸牛のステーキ。ん?ナイフとフォークがない。
近くにいるウェイターに声を掛け、

一番星☆「すいません、ナイフとフォークもらえますか?」
ウェイター「あ、はい、お箸ですね!」
一番星☆「そうじゃなくて、ナイフとフォーク・・・・・」

箸じゃ肉が切れねぇだろ。

面白い人だったけど、大丈夫かな?あの店員さん。

ステーキにナイフを入れると、たいした抵抗もなく容易く切れるではないですか。
すげぇ切れ味のナイフ・・・じゃなくて、なんて柔らかい肉。
始めて喰った神戸牛、口の中でとろける柔らかさ♪
なんだろう、肉ってこんなに旨かったのか・・・・・。
はぁ、ほっぺが落ちる・・・・・。
妻がオーダーした神戸牛の握りも、格別な旨さ♪

期待していなかった訳ではないのですが、期待以上に上等な肉が食えました。
唯一残念だったのは、クレジットカードが使えないところ。
それなりの値段の料理を出しているので、クレジットカードにも対応して欲しいところ。

上等な肉で幸せ気分になったところで、再び旅を続けることにします。
今夜の宿は福井県敦賀市に取ってあり、明日はそこから一気に自宅へと帰る予定になっています。
ここから敦賀までは距離がありますが、その道中において特筆すべきことはなく、ただ淡々とステアリングを握っていました。
私としては淡々と走っていた気がするのですが、たぶん常人の目には存分にドライブを楽しんだと映ることでしょう。
あちこちのワインディングを繋いで走っているのですから。

これで2017年GWツーリングの記事は終了となります。
4泊5日で走行距離は1,950km。
決して長い旅だったとは思いませんが、それでも十分に楽しむことができた連休でした。

次はどこへ行こうか。