米沢牛の握りを目指して300km それだけの価値があるんだぜ!

BMW M340i

東北自動車道を北へとぶっ飛ばし、福島JCTから東北中央自動車道へシフト。ここから米沢北までは、ありがたいことに無料で走れる区間。ただしほんの一部を除き片側1車線しかないので、遅いクルマを追い越すことができないのが難点か。

無料区間が終わる少し手前の米沢中央ICを降りると、すぐ目の前に「道の駅米沢」があります。自宅からの走行距離は300kmちょうど。ここで食える米沢牛の握りは、それだけの距離を走る価値があるのです。

駐車場へM340を停め、フードコートへとまっしぐら。国産黒毛和牛のすき焼き丼で腹を満たし、ついで米沢牛の握りを追加でオーダー。どっちも旨い!強いて言うなら、やはり米沢牛に軍配が上がるか。

道の駅米沢を後にし走り出すM340。混雑を避けるため市街地を迂回し南へ向かっていると、最上川沿いに見えてきたのは直江堤公園。駐車場はガラガラで、公園に人の気配はほとんどありません。駐車場にクルマを停め川沿いを歩いてみると、なんと気持ちの良いことか。川の水で冷やされた風が火照った体に心地良い。

芝生は見事に手入れがされていて、まるでゴルフ場のよう。周囲にはバーベキューらしき形跡があるので、時期によっては賑やかなのかもしれません。木陰のベンチで風に吹かれていると、あまりの気持ちよさに眠くなりそうです。

クルマをぶいぶい走らせるのも良いですが、静かにのんびりするのも悪くありませんね。

グーグルマップを見ていたとき、この近くにトトロの木なるものの存在に気が付きました。なにかと思い行ってみると、まぁ確かにトトロに見えないことも・・。もっとキレイに剪定されていればともかく、ずいぶんとざんばらなトトロですな。

このときツーリングと思しきライダーの姿があったので、特別有名ではなくとも知る人ぞ知るスポットなのかもしれません。

そしてお次は「ぶどうまつたけライン」を北上。過去にも走ったことがありますが、私の記憶では舗装があまり良くなかったかと。その記憶は間違っていなかった。すべての舗装が悪いわけではありませんが、やはり気になる程度のギャップが少なくない。

サスペンションをスポーツにセットすると、少々ギャップでの飛び跳ねが気になるか。しかしコンフォートであればそれなりにいなしてくれるので、うん、おとなくし走ろう。もっと舗装が良くて快適に走ることができたなら、きっと楽しいコースになると思うのですが・・・。

道の駅たかはた

道の駅たかはたで小休止。今ではメニューから姿を消してしまった「つや姫のぶた丼」が旨かったのが、未だに忘れることができません。ここへ来るたびに復活していないかメニューを確認するのですが、このときもやはりその姿はありません。もうひとつお気に入りなのが、ラフランスのジュース。山形県内のあちこちで買えるので、ぜひ一度飲んでみて頂きたい。

しかしこの道の駅、以前は激混みでクルマを停めるのに苦労したのですが、なぜか最近はそうでもない。いったい何があったのだろうか?特に変化を感じないのですが。

さて、本当はさらに北上しようかと考えていたのですが、調子に乗っていると時間の余裕もなくなってしまいます。かと言ってすぐに帰路につく必要もないので、西吾妻スカイバレーを通り裏磐梯へ抜けることにします。

西吾妻スカイバレーは県境を越え裏磐梯へと続く峠道。山形と福島を往来するクルマは国道121号の大峠を越えるため、こちらはガラガラ。しかしクルマを走らせることが好きなドライバー諸君は、こちらのルートを選択すべし。

先行車をパスする場所はほとんど無いので、遅いクルマに邪魔をされたら諦めるしかない。しかし東鉢山七曲がり【とうばちやまななまがり】の絶景は、一見の価値があるので行ってみることをオススメしたい。

このときは先行するクルマの姿がなかったので、終始マイペースで走ることができたのは良かった。ただタイトなコーナーが多い西吾妻スカイバレーは、M340では少しばかり窮屈だったかも。

安積PAの会津ソースカツ丼

そして裏磐梯を抜け、猪苗代磐梯高原ICへ向かいます。磐越自動車道に入ったころには、お天道様の姿はもう見えなくなっています。帰路の途中、東北自動車道 安積PAで夕食に会津ソースカツ丼を食ったのですが、これがまたなかなか旨かった。

今日もまた、いろいろ旨いドラめしに巡り会うことができ大変満足です。クルマを走らせ、行った先で旨いものを食う。これぞドライブの醍醐味、これぞドラめし。

ドライブDATA
【実走日】2024年6月9日(土)
【走行距離】702.7km
【ドラめし】国産黒毛和牛すき焼き丼(道の駅 米沢
【ドラめし】米沢牛寿司盛りあわせ(道の駅 米沢
【ドラめし】会津ソースカツ丼(東北自動車道 安積PA