新潟方面へドライブに行くと、必ずと言っていいほど立ち寄る塩沢石打サービスエリア。この日は立ち寄ったのはいいが、いまいち腹が減っていない。時計の針は19時頃を指しているのにだ。土産物を物色し、それなら無理して食べることはないだろうとクルマに戻ろうとしたそのとき、目に飛び込んできた「にんにく香る焼肉定食」のポスター。
なんだろう、急に腹が減ってきたぞ。
フードコートを覗くと空席はあるようだ。ならば食うしかあるまい。食券をカウンターへ出し、待つこと暫し。夕食の時間なので少々待たされたが、どうということはない。目の前に供されたそれは、鼻腔をくすぐるニンニクの香りをまき散らし、強烈に食欲を刺激する。
料理は見た目も重要だ。焼き肉だけでも旨そうなのに、ニンニクの芽がことさら目を引くのだ。その姿がもう旨いと言っている、旨くないわけがない。それではさっそく肉を一切れ口へと運ぶ。
適度に歯ごたえのある焼き肉、そしてニンニクの香りが鼻へと抜けていく。ニンニクの芽もスジっぽさはなく、柔らかくてGood!付け合わせのキャベツには、ドレッシングの類いは無しとした。なぜなら皿の下部にたまった焼き肉のタレを絡めるからだ。
あまりの旨さに箸が止まらない。肉やキャベツにタレを絡め、それを白飯につける。肉の脂とタレが白飯と相性抜群。そして焼き肉の間には、スライスされたニンニクの姿も確認できる。
そのままガツガツと一気に最後までペロリ。ホントに旨いので、ニンニク大好き野郎は食ってみろ。
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