NISMO 400Rは日産自動車のモータースポーツ部門であるNISMOが、R33型スカイラインGT-Rをベースに開発したコンプリートカー。わずか99台の限定だが、実際に販売されたのは55台と言われています。その価格は1,200万円也。
斜め上からのアングル。特にプロポーションの破綻などなく、良くできていると思います。フロントフェンダーからリアフェンダーへと続くサイドライン、その後端に400Rのロゴが確認できます。ボンネット上のエアアウトレットも再現されています。
フロントフェンダーにあるターンシグナルは、造形されておらずオレンジの印刷のみ。
GT-Rらしい精悍な顔つき。フロントグリルのGT-Rバッヂは、何かがあるのは分かるていど。さすがに細かくて確認はできません。ナンバープレートとインタークーラーには、NISMOのロゴ。
ホイールはニスモのLM GT3でしょうか。非常に小さくて分かりづらいのですが、スポークにはNISMOのロゴがあります。ホイールの内側にブレーキローターとキャリパーが再現されています。1/64だと省略してしまうメーカーが少なくないのですが、きちんと再現されていることはTLV-NEOの良いところ。
前後のオーバーフェンダーに専用フロントバンパー、ボンネットのエアアウトレット、大砲のような大口径マフラー、トランクリッドには400Rのエムブレム。明らかにノーマルのBCNR33とは違うオーラを纏っています。
同じTLV-NEOのR33GT-R標準車との比較。ベースとなったBCNR33と比べフロントバンパーの形状が違うため、より迫力を増した男前な顔つきになっています。サイドステップが装着され、リアバンパーの形状もちょっと違っています。
紺色と赤色のカラーバリエーションが後に発売されたので、迷うことなく購入。基本的にはボディカラーが違うだけで同じクルマなのですが、一カ所だけ相違点が。それはドラミラーの鏡面がシルバーに塗装されていること。
最初に発売された黄色のドラミラーはボディカラーで塗りつぶしですが、紺と赤のミラーはシルバーになっていることが確認できます。非常に細かい点で良く見ないと気が付かないのですが、これだけで全体の雰囲気が変わるってもんです。
ミラーを除けば単なる色違いでしかありませんが、黄色と比べ紺と赤は330円ほど値段が高い。発売が10ヶ月ほど後になっているので、その間にコストが上がったのでしょうか。
【スケール】1/64 ダイキャストモデル
【購入価格】(黄色)3,960円(税込)
【購入価格】(紺&赤)4,290円(税込)