筑波山を望む平野のど真ん中、国道294沿いに位置する道の駅。すでに花粉が飛び始めている3月上旬のある日、久しぶりにM340iのステアリングを握り筑波山の周辺までドライブ。どこまでも続く青空の下、気持ちよく走っていると腹が減ってきました。
特段なにを食おうとは考えていませんでしたが、ここからなら「道の駅しもつま」が近い。その道の駅は旨いドラめしのメニューが豊富で、ときどきドライブがてら来るほどお気に入り。しかし、ここ暫くはご無沙汰。それならばと、電光石火のステアリング捌きで道の駅へ向かいます。
到着したのは午前11時を少し過ぎた頃。駐車場は普段よりスキマだらけで、思いのほか混んでなさそう。そして向かった先は、お食事処しもん亭。
中をのぞき込むと数組の先客がいますが、ほぼガラガラの状態。券売機に目をやると、いつの間にやら機械が新しくなっている?今までは現金のみだった券売機が、クレジットカードにも対応しているみたい。さらに食券を購入すると厨房に自動でオーダーが通る仕様。
そしてオーダーしたのは、お気に入りの下妻丼。一番人気は炙り豚丼で非常に旨いのですが、私的には下妻丼が好き。それでも久しぶりなので、味が変わっていないかちょっと心配ではあります。ここで気が付いたことがひとつ、値段が上がっているではないですか。このご時世 仕方がないとは言え・・、まぁ仕方がありませんね。
そして待つこと暫し。提供されたそれは、見たところ以前と変わったところはなさそう。霜降りハーブ豚のバラ肉や下妻産の長ネギなどを、特製黒胡麻タレと一緒に炒めて白飯にON。食べてみると以前の変わることなく、ネギのシャキシャキ食感と絶品の豚バラ肉、甘さの中に隠れているスパイシーさ。
このわずかに甘みを感じる中に存在する辛さは、なんとも言えず食欲を刺激します。そしてそのタレは食材にまんべんなく絡んでいて、どこから食べても旨いのです。肉がもっとたくさん乗って入れば更に良かったのですが、逆に考えれば野菜が多くてヘルシーとも言える。
なんにせよ、以前と変わらぬ味に一安心。腹が減っていたこともあり、ガツガツと一気に完食。
原材料が値上がりすると商品価格を上げないために、量を減らしたり材料を変えたりすることがありますが、どうやらこれは素直に値上げをしたようです。いわゆるステルス値上げより、個人的には好ましく思えます。
兎にも角にも旨いので、一度食って見てほしい。