【旧Blog】新潟・福島・山形付近をツーリング【3】

BMW F30 320d

この記事は個人的な備忘録として、旧ブログの記事を転載したものです。
記事の内容は2016年10月10日のこと。

本日はツーリングの最終日なので、自宅へと向かわなくてはなりません。
ただ、真っ直ぐに自宅を目指すのは面白くないので、少し遠回りして帰ることにしましょう。

BMW F30 320d
BMW F30 320d
BMW F30 320d

山形県長井市のホテルを午前6時半過ぎに出発し、自宅とは全く違う方向だが国道113号を新潟方面へと向かうことにする。本日も残念ながら快晴とはいかず、空はどんよりと曇っている。雨が降っていないことが唯一の救いか。

いつもの通りのことだが、どこへ行っても早朝の交通量はとにかく少ない。そのため快適なペースでBMWを走らせる事ができるのですが、この国道113号は単調で少々退屈してきます。
時間の経過と共に目に付くようになってきた大型トラック、山形と新潟を結ぶ街道はそう多くはないので、ここは物流にとって重要なルートのようです。
そうなるとこのまま国道をトレースしても楽しくなさそうな気がしてきます。そう思った以上、いつまでもこの退屈な国道に付き合う気はありません。適当なところで国道を離れ、標識にある横川ダム方面へとリルート。

こちらは先ほどまでとは打って変わって適度なワインディング。ツーリングマップルにも、カーナビの画面にも、特に県道何号とかの表示が見当たらないので市道か町道か。
そんな道では当然の如くクルマの姿はなく、山と湖に囲まれた雄大な自然の中をエストリルブルーのBMWだけが駆け抜けて行きます。
邪魔にならない場所にBMWを停めて車外へ出てみると、それはもう静かなもので人工の音がまったく聞こえてきません。

写真にはありませんが、実はこの辺りで「PHANTOM3」の飛行を試しています。
しかし、バッテリーの残量が50%以上あるにも拘わらず低電圧の警告が出てしまい、すぐに飛行を中止することになりました。こんなことは初めてなのですが、もしかしたらバッテリーがダメになってしまったのでしょうか?どちらにせよ、バッテリーが一個しかないのではいい加減不便なので、もう一個購入する事を検討しなければなりませんね。

BMW F30 320d

再び国道113号へと復帰したあとは新潟方面を目指し爆走、県境を越え暫く走ると「道の駅 関川」が見えてきたのでそこで小休止。
その「道の駅 関川」では、旨そうな鮎の塩焼きを発見。それも子持ちですよ、これは食べない訳にはいかないでしょう。迷うことなく「子持ち鮎の塩焼き」をオーダーすると、店のおばちゃんがレンジでチンしてくれました。

って、おい!炭で焼いてるコッチじゃねぇのか!

炭で焼いた鮎が焦げないようどかしたものを、温め直したんでしょうが・・・細かいことはいいや。鮎の塩焼きには違いないので、とにかく食べてみます。身はふかふかで柔らかく卵もたっぷりで、思った以上に旨い鮎でした♪
例によって飽きるまで土産物を物色し、再び走り出すと国道113号から国道290号へとシフトし南下していきます。

途中、国道290号が胎内川を越える付近では、景色が良くなにやら快適そうな道が見え隠れしたので、あたりをウロウロしてみました。
どうやらこの辺は胎内高原というらしいですが、私はあまり聞いたことがありません。しかし高原チックな景色が広がり、スカッと晴れた日にドライブなんかしたらもう、気持ちいいこと間違いないでしょう。
いずれまた天気の良いときに再訪し、ドライブするぞと心に決めました。

最初はこのまま国道290号を追いかけようかと思ったのですが、ツーリングマップルを開くと県道14号【会津通】の方が楽しそうに思えたのでそちらを行くことに。そしてそれは正解だったようで越後の山里を抜けるこのルート、素朴な景色を楽しみながら走ることができて今後は私のお気に入りとなりそうです。
信号もろくにないこの道は、地図上ではそれなりの距離があるはずの国道49号まであっという間に到着。快適に走れたこともあるでしょうが、なんか楽しかったのであっという間に感じのかも。

その後、国道49号沿いの「道の駅 阿賀の里」で休憩した後、高速道路に入り自宅へと向かうことにします。

おにぎり工房いしうち

ここから先は高速道路で一気に自宅まで帰るのですが、最後に一カ所立ち寄りたい場所があるのを忘れてはいけません。

それは塩沢石打SA

そこの上り線で「おにぎり工房いしうち」のおにぎりを、どうしても食いたいのです。以前、休憩で立ち寄ったときには時間も遅く、売り切れとなってしまい買えませんでした。それで今回はどうしても食いたかったので、早めの時間に立ち寄り無事に購入。旨いおにぎりを食って大満足。このおにぎりは私が知る限り一番旨い。そのため自信を持ってドライブ飯、略してドラ飯の逸品としてお勧めできます。ぜひご賞味あれ。

今回もまた、天候には恵まれないツーリングとなりましたが、それでも楽しかった3日間でした。
さて、次はどこへ行きましょうか。