新型コロナの感染者数もだいぶ減り、緊急事態宣言も明けた10月の週末。以前とまったく同じとはいきませんが、遠出を憚る雰囲気が後退したのもまた事実。
そうなるとBMWのステアリングを握り、ただ遠くへと行きたい欲求を抑えることができません。
関越トンネルを抜けて新潟へ
おそらく一気に人出が増えて、高速道路は渋滞するであろうことは想像に難くありません。そんな渋滞に付きあう気などさらさらない私は、早朝に自宅を出発し早いうちに渋滞箇所を抜けてしまいます。
午前6時30分前に関越道に入ったのですが、渋滞こそしていないものの交通量が多くて流れが良くない。もう少しクルマが増えれば渋滞すること疑いありません。なんとか渋滞する前に藤岡JCT・高崎JCTと通過。ここまで来ればクルマもだいぶ減るので、もう渋滞することはないでしょう。ラジオの交通情報では、すでに通過した埼玉県内は大渋滞しているようで、早くに出発した判断は正しかったことを再確認。
関越トンネルを抜けると雨だった
高速道路のトンネルとしては国内最長の関越トンネル。その全長は約10㎞にも及び、とにかく長いの一言。今まで何度関越トンネルを通過したか覚えていないほどですが、何度走っても長すぎてイヤになってきます。
それにしても、これだけ長いトンネルをよくブチ抜いたもんだと感心します。
そしてその長すぎてイヤになる関越トンネルを抜けた先は、雨・・・。
あれ?天気予報では曇りで降水確率10%だったのに。その割にはけっこうな本降り。まぁ、山の天気は変わりやすいと言いますから、こんなこともあるでしょう。
燕市発祥の背脂ラーメン
本日最初の目的地、北陸自動車道 栄PA下り線。
ここのフードコートでは、新潟県燕市発祥の背脂ラーメンを食べることができます。一度こいつを食ってから、忘れることができなくて、年に数回は食いに来るのです。
魚介系のダシが効いた醤油ベースのスープにもっちり太麺、たっぷりの背脂とシャキシャキのタマネギが絶妙に合わさり食欲を刺激します。大き目のチャーシューやメンマも柔らくて旨い、気が付くとスープまで全て飲み干してしまう旨さです。
メタルどんぶり
ここ燕三条は金物製造で有名な土地。さきほどの背脂ラーメンも、地元で製造された金属製の丼で提供されています。この丼、中空構造となっており、中身が冷めにくい保温食器なのです。それはすなわち手で触れても熱くないということでもあります。
せっかくなのでメタルどんぶりを、お買い上げしておきました。
目指せ日本海
背脂ラーメン食って満足したところで、次は日本海沿いにある「道の駅 出雲崎天領の里」を目指すことにします。
栄PAから次の三条燕ICは市街地のど真ん中に降りてしまい、混雑は必至。幸いなことに、ここ栄PAにはスマートICが併設されているので、これを利用しない手はありません。こちらは周辺になにもない、田園風景の中に降りることができるので、市街地の混雑を避けることができるのです。
BMWが悲鳴を上げた!?
まさに米どころ新潟というべき田園風景の中を走っていると、警告音とともにエラーメッセージがディスプレイに表示されるではないですか。
その内容は、「ドライバーアシスタンス機能が制限されています」とのこと。確かに車線逸脱防止などの機能が働いていないようです。安全な場所にクルマを停め、エンジンを再始動するとエラーは消えるのですが、10分もしないうちに再び同じエラーが。普通に走るぶんには問題ないのですが、安全装置の一部が機能していないということなので、いつも以上に慎重な運転を心がけます。
道の駅出雲崎天領の里でイカを食う
やってきました、道の駅 出雲崎天領の里。日本海に面した海沿いに位置する道の駅、海からの強い風がちょいとばかり鬱陶しい。ここまで来た理由は海を見たい・・・もあるのですが、以前食ったイカ焼きをまた食いたいというのがホントのところ。おおよそ一年ぶりに食ったイカ焼きは記憶にあるとおりの旨さ、新鮮なイカはいつ食っても旨い!
海の向こうに見えるは佐渡ヶ島。行ってみたいな佐渡ヶ島。海を隔てた佐渡ヶ島を眺めつつ、ほおばるイカは最高。
物理的な距離はそれほど遠くないのに、 船で渡らねばならないので心理的な距離はちと遠い。 いつかは佐渡へ渡ってみると心に決めた今日この頃。
お気に入りの唐揚げ定食 in 塩沢石打SA
帰りは関越自動車道をひた走り、自宅のある首都圏を目指します。ドライバーアシスタンスのエラーが消えず、クルーズコントロールの一部機能が使用できなくなっているため注意が必要です。
先行車との車間距離は維持してくれますが、レーンキープが機能しません。つまりアクセルやブレーキの操作は必要ありませんが、ステアリングは自分で操作する必要があるということ。それでも楽はできるので、これで我慢するしかありません。
新潟方面からの帰り道、必ずと言っていいほど立ち寄るのが塩沢石内SA。ここで食えるオニギリは絶品で、超が付くほどおすすめなのですが、新型コロナのせいか本来18時までのはずが15時で終了。当然、帰り道では間に合うはずもなく・・、しかしもうひとつのおすすめがありまして、食堂で食える唐揚げ定食がそれです。
ここの食堂はNEXCO東日本傘下が運営するYASMOCCCA(ヤスモッカ)なので、他のSAでも同じ唐揚げ定食が食えるのですが、なぜか塩沢石打SAの唐揚げが一番旨く感じてお気に入りなのです。
当然のことながら唐揚げは注文を受けてから揚げるので、アツアツで出てきます。一口頬張るとあふれ出る肉汁、なんとジューシーな唐揚げでしょうか。ほんとうにアツアツジューシーなので火傷に注意。
これだけ携帯電話で撮影したので画質が良くありませんが、とにかく旨いので食ってみて。