モデルカーブランド「アイドロン」にラインナップされた、NISMO GT-R LM ロードカーをこのたび入手。1995年に日産がル・マンGTクラスに参戦するために用意したロードカー、それがこのNISMO GT-R LMです。

R33型スカイラインGT-Rをベースに、ワイドフェンダーやエアロパーツが変更されていることが分かります。ラジエターなどの冷却系も強化されていますが、このモデルに開閉機構はないため、そこまでは再現されていません。
フェンダーアーチとタイヤの隙間が広めなのは、実車の雰囲気を再現するため意図的とのこと。個人的には実車と違っていても、フェンダーの隙間を少なくしっかりツライチにして、模型としての見栄えを優先するほうが好みです。


真正面からだと、フェンダーのワイドっぷりが良く分かりますね。頬袋にエサを詰め込んだハムスターに見えるのは、私だけでしょうか?フロントグリル内のGT-Rエムブレムが、GT-R LMに変更されているのが確認できます。
内装ではシートのヘッドレストにRECAROのロゴ、座面はチェック柄になっているいます。またNISMOのロゴが入ったプレートが横長で、日本のナンバープレートのサイズではありません。これは公道を走るために公認を取ったのが、日本国内ではなくイギリスだったためかな。

リアウィングはベースとなったR33スカイラインGT-Rと同じ形状。ベース車両と異なるテールランプ、GT-R LMのエムブレム、後退灯に反射板。どこから見てもゴテゴテしたクルマですが、後ろから見ると特にイカツく見えます。
なんていうか、違うクルマにR33スカイラインGT-Rのテールライトを埋め込んだよう。実車の雰囲気を見事に再現していると思います。
「アイドロン」は、とても精巧に出来ていてコレクター魂を刺激するブランド。今後も気になる車種がラインナップされたら、強烈に物欲が刺激されることでしょう。









【スケール】1/43 レジンモデル
【購入価格】31,020円(税込)