アオシマから2021年10月発売予定で、何度も発売延期とされた「1/32 RCトラック野郎 望郷一番星」がついに届きました。発売延期が繰り返され、その後はメーカーから特にこれといったアナウンスはなく、このまま発売中止になるのではと不安にもなりましたが、どうにか杞憂ですんだようです。昨年の5月に予約をしてほぼ1年、長かった・・・。
居ても経っても居られず、さっそく箱から一番星号を取り出してみます。新しいおもちゃを手に入れると我慢できないというのは、子供の頃から大人になった今でもまったく変わりません。
箱から取り出した一番星号、なかなか良く出来ていると思います。バックミラーは自分で取り付ける必要があり、説明書には走らせるときは外すよう書かれています。ぶつけて破損しないように、ということなんでしょう。
ルーフデッキの電飾や荷台上の行灯など、実車よりも厚みがあります。もっと薄いほうがカッコイイのですが、こればっかりは電飾を仕込む都合上どうにもできないのでしょう。
電飾を点灯した状態がこれ。ただ光るだけではなく、繁華街のネオンよろしく流れるように光ります。スイッチの切り替えでRC走行モードと電飾モードの切り替えができ、別売りのACアダプタをつなげれば電飾を光らせてディスプレイすることが可能。
ラッパ音・エンジン始動音・V8エンジン音・バックブザーが鳴ります。前進と後退するだけで、V8エンジン音・バックブザー音が鳴り、送信機のボタンでラッパ音とエンジン始動音を操作できます。
特にエンジン始動音からのアイドリング、走り出してからのエンジン音は個人的にお気に入りです。普通のラジコンみたいに、モーター音だけで走るよりもトラックな雰囲気が良くできていると思います。
電飾の光り方やサウンドなどは画像や文字では伝わらないと思うので、短いですが動画をアップロードしました。少しでも雰囲気が伝わればと思うので、見てください。
一番星号を操作する送信機がこれ。ご覧のとおり私の手には少々小さいようで・・・。操作には支障ないですが、もう少し大きくてもと思わなくもありません。左上に見える二つのボタン、左側がラッパで右側がエンジン始動音です。
ひとつ残念なところを挙げるとすれば、内装がまったく再現されていないこと。ごく普通のトラックの運転席そのままで、劇中の雰囲気はありません。運転席うしろのベッドスペースなどは、電飾の配線が走っていると思いますが、もう少し頑張って欲しかったところ。
ただこのアイテムはラジコンであり、もっとも重要なファクターは走るということ。プラモデルのようなディスプレイモデルではないので、ある程度の妥協はやむなしと言ったところでしょう。
全体的には満足度の高い製品だと思います。