下界は酷暑でも浄土平は涼しかった

BMW G20 320d
喜多方ラーメン丼
蔵の雪 コーヒーあん

最近、喜多方エリアに行ってないような気がしたので、久しぶりに「喜多方ラーメン丼」を食いにやってきました。喜多方市街から国道121号を北上すると、米沢へ向かう大峠の手前にある「道の駅 喜多の郷」が目的地。

到着したのは午前11時を少し過ぎた頃、混雑が嫌いな私はレストランが混み出す前に入店するのが常。喜多方と聞いて真っ先に連想するのは誰もが喜多方ラーメン、しかし本日のお目当てはちょっと毛色の違う「喜多方ラーメン丼」です。

これはラーメンのスープで炊いたご飯の上にメンマとチャーシュー、喜多方ラーメンをそのまま丼飯にしたような一品。一見するとただのイロモノのようですが、食って見ると想像以上に旨いのでオススメ。

ちなみに妻は、これまた会津名物ソースカツ丼をオーダー。しかし、途中で飽きてしまい残りを私が食べることになったのですが、思いのほか旨くてびっくり!次に来たときはソースカツ丼にすると心に決めました。

そして食後のデザートには、コーヒーあんの大福を。これはお土産売り場で冷凍販売されていて、常温で30分程度解凍すると食べ頃になるのですが、こいつは絶品で何個でも食えそう。コーヒーの味が濃くてクセになること請け合いです。

次に向かうは裏磐梯。そこへ向かう唯一と言っていい国道459号は、途中の温泉街を除けば快適2車線路。登坂車線のあるところでは、遅いクルマを追い越すこともでき交通量の少なさと相まって、大概は快適に裏磐梯まで駆け上がることができます。

この国道は急激に標高を上げるため、BMWに装備された外気温度計の表示がどんどん下がってくるのです。それにより標高が上がっていることが分かるのが、ちょっと面白い。

そのまま国道を駆け上がると「道の駅 裏磐梯」があり、とりあずここにピットイン。喜多方市街からは、かなり標高が上がっているので体感できるほどに気温が違うのですが、BMWの外気温計には27.5℃の表示。

BMWから降りると本当に涼しく感じます。初めて来た訳でもなく分かっている事とは言え、やはり裏磐梯は涼しくて良い。記録的猛暑なのでこの気温ですが、いつもの夏ならもっと涼しいってことですな。

道の駅を後にし裏磐梯を東へと向かうBMW。ここから更に標高を上げ、磐梯吾妻スカイライン上にある浄土平まで足を伸ばす予定。

国道459号から逸れ、小野川湖と秋元湖を結ぶように伸びる磐梯吾妻レークラインへ。しかしその名前とは裏腹に、湖を望むような景色は期待できません。もっとこう、湖を眺めながら美しい景色の中をドライブするところをイメージするのですが、本当になんでこんな名前にしたのか問い詰めたくなるほど湖は見えない。いくつかある展望カ所で湖を望むことはできるのですが、やはりイメージが・・・。

磐梯吾妻レークラインは2013年まで有料道路だったのですが、お金を払って走った人は、イメージと違ってガッカリしたなんてことなかったんでしょうか?ちなみに私は有料の時代には、一度も走った記憶がありません。

その先で国道115号と合流し、もう少し走れば磐梯吾妻スカイライン。ここから一気に吾妻山を駆け上がった行くのです。ここもかつては有料道路でしたが、すでに無料開放されて久しい。当時は普通車で1,570円もしたのですが、これだけの標高に道路を造ったことを考えれば、決して高い値段とは思いませんでした。それが今は無料、ありがたいですねぇ。

先述の通りに「磐梯吾妻スカイライン」は、一気に駆け上がり標高を稼ぎます。観光シーズンや時間帯など、タイミングが悪いと思いのほか混雑していることがあります。なにせ全線1車線で登坂車線さえなく、遅いクルマがいても追い越すことはほぼ不可能。

しかし本日はチンタラ走って蓋をするクルマの姿はなく、かと言って後ろから追い立ててくるヤツもいない。終始マイペースで走り、ほぼ中間地点に位置する浄土平の駐車場へ。ここは本来有料なのですが、どうやら今日は無料で開放されているよう。というか来るたび無料だったり有料だったり、どうにも基準が分からん。 

ここ浄土平は火山性ガスのせいで、その影響を受ける範囲は荒涼とした景色が広がっています。このときも火山活動が活発だったようで、吹き出すガスのシューシューという音が確認できるほど。

いきなり噴火しねぇだろうな・・

それよりなにより、気温が22.5℃しかありません。浄土平は非常に標高が高く真夏でも涼しいところ。それを分かって来たと言っても、やはり驚きを隠せません。不快な湿気もなく快適ですが、ちょっとガス臭いかも。

駐車場横のレストハウスでは、かつてお土産がたくさん売っていたのですが、なんと今は食堂だけ。その隅っこで僅かばかりの土産物が並んでいる程度。コロナ禍のせいと思いますが、最近どこへ行ってもこのような状況。ちと寂しい。早いとこ以前のように戻って欲しいものです。

このあとはこのまま磐梯吾妻スカイラインを駆け抜け、高速道路で帰路に付くだけ。ふだん遠出をするのは土曜日が基本なのですが、本日は日曜日。明日からまた仕事、無理せず疲れを残さないよう早めに切り上げます。

ドライブDATA
【実走日】2022年07月03日(日)
【走行距離】653.8㎞
【ドラ飯】喜多方ラーメン丼(道の駅 喜多の郷)