もはや私にとっての食事処と化した蓮田サービスエリア。この日も高速道路を利用しないのに、一般道から食事のためだけに入り込む。高速道路外からサービスエリアが利用できるようになったのは、いつの頃からだろうか。どうにも記憶があいまいだが、おそらくここ10年以内ではなかろうか。
特に蓮田サービスエリア上り線は数年前に移転したとき、一般道からの出入り口であるウォークインゲートをガチで整備してくれたので、駐車場も広く非常に便利。そんなわけで今日も昼のドラめしにやって来たのである。
いつもなら何を食おうか迷うことが多いのですが、このときはなぜかあまり迷うことはありませんでした。以前からフードコートに翁の郷なるうどん屋が入っているのは知っていたのですが、実際に食すのは初めて。
どうやらこの日は「深谷ねぎうどん」を推しているようで、これを食えと言わんばかりに目立つメニューが置いてあります。そこまで推すなら食ってやろうじゃねぇか。でもきっとそれだけでは足りないので、ミニネギトロ丼もセットにしよう。そして受け取る際にカウンター越しにお姉さんが一言、辛いのが苦手でないならラー油がおすすめですと。
苦手どころか辛いの大好き。勧められるままにラー油をドバーっと。そして食ってビックリ、驚くほどラー油と相性が良い。あっさりとしたツユとこんなにも合うとは。うどんもコシがあって適度な歯応え、豚バラも柔らかくて非常に旨い。そして深谷ねぎ、ほのかな甘みとシャキシャキした食感がネギ好きには堪らない。もっとたくさん乗せてほしいくらい。
セットにしたミニネギトロ丼もまた良し。わさびを醤油で溶いてぐるりと一周、ネギトロと白飯を一緒に口へと運ぶ。ほのかな甘みが口の中に広がり、醤油とわざびがそれを引き立てる。海のない埼玉県でこれほど旨いネギトロ丼に出会えるとは、まさに僥倖。
できることならレギュラーサイズのネギトロ丼をメニューに加えてほしいところ。
