南会津を駆け抜けろ 裏磐梯を駆け上がれ

前回は会津エリアへ向かっていたところ、事故渋滞を避けるため行き先を変更するはめになったのですが、今回はそのようなこともなく順調に東北自動車道を爆走、向かう先は前回諦めたその会津エリア。そして西那須野塩原ICまで来たところで、高速道路に別れを告げます。

会津へ向かうのに西那須野で降りる?まぁ普通はそう思うでしょう、しかし私にとっては別におかしな事ではありません。目的は会津へ行くことではなく、クルマを走らせること。そう我が愛車BMW M340iと語らうことが真の目的。だから、ここから山の中へと向かうのです。

国道400号を北東に向かって爆走するBMW、午前8時前だけあって交通量は非常に少ない。以前、平日に仕事をぶん投げて走りに来たときは、同じような時間帯で通勤車両の列に巻き込まれた苦い記憶があります。

しかしこの日は快適そのもの。太陽の光でブルーのボディを煌めかせながら、BMW M340iは塩原の温泉街を駆け抜けて、ひたすら山の中へと向かっていきます。ときおりノンビリ走る軽トラックに行く手を阻まれますが天下の公道、無理に追い越したりせず安全運転を心がけます。

国道は山の中へと分け入り、暫くすると国道121号との供用区間が始まります。そして道は南会津の市街地へと続き、そこを越えたところからが本番。ここから先は交通量が少ないどころか、クルマの姿がほぼ消えてしまうのです。そのうえ楽しい楽しいワインディングとなれば、やる気スイッチが入らない訳がありません。

M340iをスポーツモードにすると、メーター類も赤を基調とした色に変化します。モードによって見た目を変化させることができるのは、デジタルの利点。そして車内に響くエンジン音までも変化し、ドライバーのやる気も爆上がりです。

右足に力を込めてアクセルを踏みつけると暴力的なまでの加速を見せ、フロントガラス越しの景色が凄まじい勢いで後ろに流れていくのです。もう目が付いて行かないくらい。そして高回転からアクセルを抜くと、バラバラバラと響くバブリング音。

バブリング、それは未燃焼ガスがマフラーの出口で燃焼するときの音。レーシングカーなどで聞くことが多いため、スポーティなイメージがありますが、市販車の場合はただの演出。M340iはターボエンジンを積んでいるので、私が知らないだけでアンチラグがあるのかも知れませんが。

そんなことをしているうちに、道の駅からむし織りの里に到着です。このエリアでお気に入りのドラめし処のひとつ、今日はここで食うと決めてきたのです。

到着したのは開店時間の少し前、10分程度なのでクルマの中でスマホを弄りながら待つこと暫し。時間になった事を確認し、お食事処苧麻庵へ向かいます。ほぼ開店と同時のはずなのに、店内には先客多数。いつもは空いているのに珍しく混雑気味。

さて、なにを食おうか。ここは旨いメニューが多くて目移りしてしまうのですが、この日はネギトロ丼に決めました。福島県に海はあるけど、ここは遥か山の中。こんなところでネギトロもないもんだと思いますが、食ったことがないので試してみます。

珍しく混雑しているので少々待たされましたが、無事にそれは提供されました。ワサビを醤油で溶き、ぐるりと弧を描くようにかけまして、そして口へと運ぶ・・・。ふむ、可もなく不可もなくってところでしょうか。

他にもお気に入りのメニューはあるので、またいずれ立ち寄りますけどね。

ふたたびM340iのエンジンに火を入れ、国道400号を北へと向かってひた走る。このエリアは好きで良くドライブに来ますが、実は今走っている区間は久しぶりなのです。もう少し東にある別ルートが個人的に気に入っており、いつもはそっちを行くのですが今日は気まぐれで。

そのまま国道400号をトレースし、国道252号へぶつかったところで右へと折れる。ここまでは交通量の少ない快適路でしたが、ここから先は交通量が多い幹線国道。自分のペースで走るなんてできるはずもなく、流れに身を任せて行くことに。

だからといってノンビリチンタラと思いきや、地元のクルマはそれなりの勢いでぶっ飛んで行きます。なんでこんなにもアグレッシブなんでしょうか?あんまり頑張りすぎると、免許証も一緒に飛んで行ってしまいますよ。

それなりに流れに乗りつつも安全運転でM340iを走らせ、ちと寄り道したのはJR只見線の会津柳津駅。この付近は数え切れないほど走っていますが、この駅はずっとスルーしていました。しかし今回立ち寄った理由は、駅前に蒸気機関車が置いてあるという情報を得たから。

蒸気機関車があるからなんだと言われればそれまでですが、単純に好きなんです蒸気機関車が。鉄道には特に興味がないのですが、蒸気機関車は別。なんて言うか現代の電車とは違って、得も言われぬ魅力を感じるんです。

桧原湖から見た磐梯山

裏磐梯へ向かい始めたのが16時過ぎで、もうこの時間になると登っていくクルマの姿はほとんどありません。そのためとても快適に走ることができるので、この時間帯に裏磐梯へ向かうのは嫌いではないのです。

喜多方市街から裏磐梯へ向かう国道459号のヒルクライム、全体的に高速コーナーが多くタイトコーナーがないので、BMW M340iのようにパワーのあるクルマで駆け上がるのが非常に楽しい。磐梯山へ向かって一気に高度を上げる急勾配、そこを3,000cc直列6気筒のB58エンジンをぶん回し駆け上がる、それのなんと楽しいことでしょう。

裏磐梯へ向かって行けども行けども先行するクルマの姿は見えず、最後までマイペースで走り切り道の駅裏磐梯へと到着です。でも残念ながら営業時間には間に合わず、桧原湖畔から磐梯山の勇姿を眺めるだけとなりました。

裏磐梯は標高が高く避暑地的な場所なので、この時期は日が傾くとTシャツ一枚という軽装では少々肌寒い。静かな場所でカメラを構えるのに夢中になっていると、風邪をひいてしまいそう。

暫く桧原湖の周辺をカメラ片手にうろうろしましたが、日が傾いてくると思うような写真も撮れず。もっとカメラの腕を磨かねばと痛感しつつ、後ろ髪を引かれる思いで裏磐梯をあとにします。

安積SAの生姜焼き定食

そして帰りは猪苗代磐梯高原ICから磐越自動車道へと入り、のんびりと自宅へと向かいます。そして例によっていつもの如く、東北自動車道 安積PAで夜のドラめしと相成りました。

何度も書いた気がしますが、お気に入りなんですよ安積のフードコートが。ラーメンや蕎麦などの茹でるものばかりがメニューに並んでいるPAも珍しくありませんが、ここは違います。しかもときどき内容が変わるので、毎回なにが食えるか楽しみでもあるのです。

この日、選んだのは生姜焼き。どこへ行っても生姜焼きを食ってる気がしますが、それくらい好きなのであります。これもまた以前は見かけた記憶のないメニューで、おそらく最近加わったのでしょう。そしてこれもまた、旨いドラめしでした。

最近は本業が忙しくM340iのステアリングを握る時間や、ブログを執筆する時間の捻出に苦労しています。それでもなんとか時間を作って、少しでも走りに行けたらと思います。

ドライブDATA
【実走日】2026年5月30日(土)
【走行距離】632.9km
【ドラめし】ネギトロ丼(道の駅からむし織の里しょうわ
【ドラめし】生姜焼き定食(東北自動車道 安積PA上り線