4月も下旬となり喜多方や新潟と少しずつ行動範囲を広げてきましたが、今回は米沢まで足を伸ばしてみることに。東北自動車道を北へ北へと走り、福島JCTから東北中央道へとシフト。
この東北中央自動車道は、福島JCTから米沢の先あたりまで通行料金が無料。理由は定かではありませんが、これは嬉しいこと。東北中央道が開通するまでは、国道13号で山越えを余儀なくされていたのが、今はあっという間。米沢が近くなりました。
目的地である道の駅米沢は、米沢中央ICを降りれば目の前。福島JCTからここまで無料、どこまで無料か良く分かりませんがもう少し先まで行けたはず。でもその先は有料区間。
道の駅米沢に到着したのが午前10時前頃。フードコートやレストランは10時オープン、それまでクルマで待ちます。早朝に出発したせいか、ちょっと眠い。目覚ましをセットし少し仮眠をと思いましたが、クルマを停めるとなぜか眠気も消失。まぁ良くあることです。
さて、時間になったところでいざフードコートへ。オープン直後で食事の時間にも早いため、ほとんどお客の姿がありません。
お目当ては米沢牛の握り、なんど食っても飽きることのないにぎり寿司、こいつは高速道路をぶっ飛ばしても食いに来る価値があります。たった2貫だけなので、食事とするには当然たりません。他はなににしようかメニューと相談し、十割蕎麦をオーダー。ここで蕎麦を食うのは初めてですが、歯ごたえがあってなかなか旨い。
いつも思うことですがレストランにせよフードコートにせよ、すいているというのは良いこと。オーダーしてからたいして待つことなく料理が提供されるし、なにより静かに食事ができる。食事の時間帯にすいていると不安になりますが、あえて時間を外すというのはおすすめですよ。
蕎麦と牛握りで満足したところで、屋外のステージへと足を運びます。これからここで上杉太鼓のパフォーマンスが披露されるらしいのです。そんなイベントがあるなど知らずに来たのですが、これはちょっと得した気分。しかもこの民謡一家というパフォーマーの人達、ご家族のようで司会をしているお母さんがなかなか面白い。
そしていざ太鼓の演奏が始まると、思った以上の凄まじい迫力に度肝を抜かれます。大きな太鼓がでかい音を出すのは当然ですが、プロの一打はとにかく迫力モノ。太鼓なんてただ叩くだけ、そう叩くだけだからこそ誤魔化しがきかない。素人が叩いたところで、あの迫力は出ないでしょう。
おおよそ20～30分の演奏でしたが、とにかく楽しませてもらいました。
迫力の上杉太鼓を楽しんでいる途中、なんと雨が降ってきてしまいました。天気予報では大丈夫だったはずなのですが、ここで改めて雨雲レーダーを確認すると、西の方から雨雲が攻めてくる様子。本当は更に北上する予定だったのですが、レーダーではこれより北はもっと雨が強くなることを示しています。
なにもわざわざ雨の中へ突っ込む必要はありません。予定を変更しここから南、喜多方方面へルート変更。雨に降られないことを期待して選択したルートですが、目論見は外れ思いっきり雨、雨、雨。
米沢市と喜多方市を結ぶ国道121号線、県境となる大峠を越える頃は本降りの雨・・・。
雨の日が大嫌いな私、当然雨のドライブだって大嫌い。想定外に本降りの雨となってしまい、完全に意気消沈。こんな天気ではワインディングも走る気になれず、小腹もすいてきたので「道の駅あいづ湯川・会津坂下」に立ち寄りコーヒータイムとします。
このとき時計の針が指していたのは15時、コーヒータイムとしてはちょうど良い時間。道の駅にあるレストランもすでにランチメニューは終わり、カフェメニューに切り替わっています。
お茶の時間かと思いますが、店内はガラガラ。私と妻のほかは数名のお客がいるだけ。もうちょい混んでいてもよさそうなものですが、気にしないことにします。
カフェメニューのため選択肢は多くなかったのですが、ローストビーフサンドをオーダー。ほどなくして提供されたサンドイッチは、目を見張るボリュームで思わず声に出してしまったほど。しかもこれが旨いのですよ、見た目のインパクトだけでなく味も良し。
想定外にうまいサンドイッチに出会え、店を出るときには妻と二人満面の笑みでした。いや満足、満足。
あ・・・コーヒー飲んでない・・・・。
もういい時間なので、ぼちぼち帰宅することを考えましょう。普通なら磐越自動車道から東北自動車道と行くのですが、今回はあえて新潟周りのルートで帰ります。
磐越道⇒北陸道⇒関越道と思いっきり遠回りのルートです。帰りの道すがらサービスエリアのレストランやフードコートのメニューを確認し、今後のドライブ飯（ドラ飯）候補を探しつつ自宅を目指します。そのおかげで気になるメニューをいくつか見つけられたので、いずれドライブがてら食いに来ようと思います。
今回は往復の高速道路ばかりとなりましたが、走行距離だけはいっちょ前に伸びました。ほとんどクルコン任せで、楽々ドライブでしたが。
