車名の512TRが意味するところは、5リッターのV型12気筒エンジンを搭載しTRはテスタロッサの意。ここからも512TRがテスタロッサの後継であることが読み取れます。よく知られたことですが、テスタロッサとはイタリア語で「赤い頭」を意味し、その名のとおりヘッドカバーが赤く塗られています。
エンジンフードを開けると、そこにあるのは精密に再現されたV型12気筒エンジン。フードの影になって分かりにくいかもしれませんが、ヘッドカバーが赤くなっているのが確認できます。
真後ろから。バックミラーは残念ながらボディ色で塗りつぶし。せめてシルバーに塗装されていれば、もっとかっこ良かったかも。小さいながらも、512TRの文字と跳ね馬のエムブレムはしっかり再現。それにしても後方視界が悪そうなリアウィンドウですねぇ、これでまともに見えるんでしょうか。
やはりフェラーリはV型12気筒のミッドシップレイアウトが最高。エンジンフードの黒い部分は塗装ではなく別パーツ。512TRのスタイルが見事に再現されていて、どの角度から見ても良くできていると思います。小スケールながらも満足できる1台ではないでしょうか。
DATA
【ブランド】トミカリミテッドヴィンテージNEO
【スケール】1/64 ダイキャストモデル
【購入価格】4,380円(税込)