グランティア飛騨高山のバイキング料理が食いたくて、一泊のツーリングへ出かけたときのこと。国道361号線を爆走中に腹が減ってきました。せっかくなので今まで入ったことのない店に入ってみようと考えたところ、思いついたのが道の駅 飛騨たかね工房。今まで何度も立ち寄ったにもかかわらず、食事をしたことはただの一度もありません。事前の調査などは一切なしの飛込み。どんなメニューがあるのかまったく分からないのですが、むしろそこが楽しみでもあるのです。
道の駅 飛騨たかね工房に到着したのは、午前11時30分頃。ここはいつも人気が少ないので食堂も空いているだろうとタカをくくっていたのですが、食堂が思ったより小さくて空席があまりない状況。混雑した店で食事をするのは好きではありませんが、やむを得ないので我慢することに。
ここは券売機で食券を買うスタイル。メニューにはラーメン、うどん、そば、定食類といろいろあります。飛騨エリアの郷土料理である鶏ちゃん定食もメニューにあったので食べたかったのですが、残念ながら販売休止中。しかたないので次の楽しみに取っておくとして、今回は焼き魚定食をチョイス。
焼き魚定食といえばサンマとかアジとかを想像していたのですが、出てきたのは鮭の切り身。ぱっと見では鮭のムニエルに見えないこともないかと。和食だか洋食だかよく分からない雰囲気ですが、細かいことは気にせず食って見ましょう。
味噌汁、鮭、ご飯、ポテサラ・・・なんだろう、いかにも手作りといった感じで旨いですよこれは。厨房を覗くと、老夫婦と思えるお二人がせわしなく動いています。それを見たとき、あぁ全部手作りかな・・と思いました。本当に手作りかどうかは分かりませんが、手作り感が漂う定食。ジャガイモもしっかりと味が染みていて超が付くほど旨かった。
飛び抜けて旨いかと聞かれれば、そんなことはないかも知れません。しかしなんというか、お袋の味的な安心できる旨さがそこにはありました。
【訪問日】2023年7月29日(土)
【値段】1,000円(税込)