上信越自動車道をひた走り、群馬を越え、長野を越えてやってきたのは新潟県の妙高サービスエリア。上信越道もこのあたりまでくると交通量も少なくなり、快適なドライブとなるのです。遠出をするときは決まって早朝に出発するので、そろそろ腹も減って来たころ。うまい具合にサービスエリア案内版が出てきたので、そのまま駐車場へと滑りこみ。
本線の交通量が少ないだけあって、妙高サービスエリアもクルマの姿はまばら。ここはそれほど大きくないので、食事ができるのはフードコートのみ。当然のようにそこにもお客の姿はまったくなし。
ガラガラのフードコートに向かうところで、とある看板が目に飛び込んできました。そこには「推し丼」の文字と、妻有ポークのスタミナ丼の写真が。なにやら11月30日までフェアをやっているようで、ここ妙高SAではスタミナ丼を推しているようです。おまけに100円の商品券まで付くそうなので、迷うことなくコイツに決めました。
他のお客がいないのでオーダーから、ほぼ待つことなくスタミナ丼が提供されます。どうやらこの「妻有(つまり)ポーク」は新潟の銘柄豚みたい。あまり聞いたことがありませんが、味の方はいかほどか。
肉の上に見える緑色の物体はニンニクの芽。それと豚肉、コクのある醤油タレが見事にマッチして、非常に美味しい。妻有ポークの肉も締まりが無いほど柔らかくもなく、かといって固いわけでもない。脂も不快な感じがまったくない。あぁ、この肉は旨い・・。ただ個人的にゴマがあまり好きではないので、コイツはいなくても良かったかな。
コクのあるタレとニンニクの風味が食欲を刺激し、箸が進むこと請け合い。フェアが終わったらメニューから消えてしまう可能性もあるので、気になる野郎共は急げ。
【訪問日】2023年9月23日(土)
【値段】1,180円(税込)