【旧Blog】2017年GWツーリング【2】 西日本最大級 道の駅

BMW

この記事は旧ブログからの転載です

この記事は個人的な備忘録として旧ブログの記事を転載したもので、2017年5月3日執筆です。

2017年GWツーリング2日目。
いつものことですが、遠方へ来たときの朝は早い。
ホテルで朝食を採ることは滅多になく、本日も午前6時にはチェックアウト。

まだ世間は寝静まっているようで、すぐそこの国道さえ行き交う車が殆どありません。
そんなところでBMW 320dのエンジンを始動させると、ディーゼルエンジンのアイドリングが殊更うるさく感じてしまいます。
本日は初っ端から高速道に乗ってしまいます。

BMW
BMW 320d

舞鶴若狭自動車道 若狭美浜ICから、約40km先の小浜西ICまで一気に移動。
通過してしまうエリアにも「三方五湖レインボーライン」や「エンゼルライン」など、良いツーリングコースがあるのですが、以前走ったので今回はパス。
そうなると、なんの変哲もない国道をただ移動するより、高速道路で時間短縮と考えた訳です。
基本1車線、時々2車線の舞鶴若狭自動車道、まだ世間の車が動き出していないせいか、非常に空いています。
もっとも大型トラックなどがいると、どうしても流れが悪くなるのは仕方ありません。
例によってACC(アクティブクルーズコントロール)で楽ちんドライブ。

小浜西ICで高速道路を降り、少し走ったところにある「道の駅 うみんぴあ大飯」に立ち寄ります。
ここは以前、レストランで旨い海鮮丼を食った記憶がありますが、本日は時間が早すぎるためレストランどころか売店すら開いてない。
そんなことは承知の上で立ち寄ったので気にしない気にしない。
せっかくなので海の方まで歩いてみると、そこは静かな水面が広がるばかり。
時折聞こえる海鳥の鳴き声が、心を癒やしてくれるような気さえする。

「道の駅 うぴんぴあ大飯」から見える橋、時折渡って行く車がいますが、この先には小さな集落そして大飯原子力発電所しかないはず。
なんとなく気になったのでBMW 320dで渡ってみたものの、どうせ原発まで行って戻ってくるしかないと思ったら、急にめんどくさくなり橋を渡りきったところで左折。
県道266号で再び国道27号へ戻り、県道1号を京都方面へ行くことにします。
佐分利川【さぶりがわ】沿いを走る県道1号、昼間はそれなりの交通量がある雰囲気ですが、今の時間はまだガラガラ。
信号もなく非常に走りやすく速度も出やすいこの道、一気に駆け抜けてしまいたい衝動に駆られましたが、川向こうに綺麗な芝桜が咲いています。
反射的にターンシグナル&ステアリング、花の香りに集まるミツバチのように、エストリルブルーのBMW 320dも芝桜へGO。

BMW
BMW
BMW

しばし芝桜を愛でた後は、再び県道1号のトレースを再開。
ツーリングマップルに交通量少ないとの記載がある通り、殆ど車の姿は見えずマイペースで快適なドライブが続きます。
しかしこのBMW 320dは良く走る車だと思います。
2,000ccディーゼルターボエンジンは低回転から十分なトルクを発生し、基本的に大きく踏み込む必要がありません。
峠などの登りでさえ僅かに踏み足してやれば、まるで平地のごとく駆け上がってくれます。
トルクや馬力に余裕があると、長距離ドライブにおいてドライバーの疲労を大きく軽減してくれきます。
おっと、そんなことを考えていると、右折するはずの交差点を通り過ぎてしまいました。
仕方ないのでこのまま国道27号まで出て、国道で北へ向かうとします。

国道27号は渋滞こそしていないものの、かなりの交通量でマイペースとはほど遠い状況。
ドライブを楽しむどころか、ただ単に車で移動しているだけの状態です。
天下の公道である以上、いつでもマイペースとはいきません、そんなことは分かりきっています。
暫く我慢のドライブが続き、ようやく到着したのは「道の駅 舞鶴港とれとれセンター」

とれとれセンター
船

なんの予備知識もなく場所や名前から判断して、新鮮な魚介類が食えるんじゃないかと思いやってきた道の駅。
結論から言えば、まったくそのとおりでした。
新鮮な魚介類が販売され、しかもその場で食べることができるようです。
食堂やレストランの類いもありますが、どうせなら新鮮な魚介をその場で喰らってみたいもの。
そんなことを考えフラフラしていると、旨そうなイカが目にとまったのでそれを喰ってみます。

旅先で喰うものは大抵旨く感じるものですが、このイカ焼きは本気で旨い。
身が柔らかくゲソは程よい歯ごたえ、そして私が一番好きなイカの部位、エンペラが特に旨かった♪
他にも旨そうなものは沢山ありましたが、あれもこれも喰ってばかりいるわけにはいきません。
いつになるか分かりませんが、次に訪れた際にはもっと海の幸を堪能したいところです。

「道の駅 舞鶴港とれとれセンター」を後にしたBMW 320dが、次に向かうのは県道45号。
ツーリングマップルによると国道178号と平行するように走る県道45号は、天橋立への裏ルートなんて記載もあります。
これがまた快適なルートで交通量がほぼゼロ、なんで皆さんこっちのルートに来ないのか不思議でなりません。
県道603号を経由し国道178号へ出て、このまま天橋立まで行こうかと思っていたのですが・・・・・。
かなり手前から道路の流れが渋くなりはじめ、どうにも嫌な予感しかしません。
そうなればもう天橋立は全力で諦め、県道53号へ避難することにします。

この先に「道の駅 丹後王国 食のみやこ」があるようなので、ひとまずそこを目的地に設定。
県道53号を快走するBMW 320d、すると「道の駅臨時駐車場」の看板とその脇に立つ、警備員の姿が確認。

・・・・・え?
臨時駐車場?

そんなものが必要になるほど、混雑するのかと不安になりつつも道の駅へと向かったところ、混雑していたものの待つことなく駐車することができ一安心。
それにしても、ここは本当に道の駅なんでしょうか?
西日本最大級だそうですが、まるでレジャーランドのような規模。
公式サイトによると、甲子園球場約8個分だとか。
これはもう道の駅と言えるレベルではなく、完全にレジャーランドですよ。

規模がデカイとはいえ道の駅、入場料などが必要な訳でもなく無料で入ることができます。
甲子園球場約8個分の広さは伊達ではなく、複数の飲食店、小さな動物園、セグウェイもどきにゴーカート。
一日遊ぶのに十分な広さとアトラクション、なんでこれが道の駅?
周りを見回してもても家族連れが非常に多くて、皆さんとても楽しそう。
度肝を抜かれた感はありますが、こうなりゃ楽しまなければ損というもの。
甘味処で和菓子とお茶を頂いたり、動物にエサやりをしてみたり、カブトムシの展示コーナーでは時間を忘れるほど夢中になり、気が付くとかなりの時間が過ぎていました。

今夜の宿は鳥取駅のすぐ近くで、カーナビによるとまだ100km以上あるとのこと。
予定していたよりも滞在時間が長かったので、あとは一気にホテルまで移動してしまおうと思い、BMW 320dを走らせます。
ホテルに到着したのは、あたりが薄暗くなってから。
今夜もまた、ゆっくりと体を休めることにします。