妙高高原~くびき野パノラマ街道ドライブ

天気予報では雨のマークが並ぶ梅雨。雨の中をドライブするのが嫌いな私は、家に籠もりがちになる時期。そんな梅雨時期でも晴れるときだってあります。その梅雨の晴れ間を縫って、妙高高原までBMWを走らせました。

昨日までの天気予報では晴れの予報だったのですが、どうにもすっきりしない空模様。雨が降るよりはいいのですが、なんだかねぇ。そんなことを考えながらBMWをドライブしていると、いつのまにか小布施PAに到着。

ここ小布施PAは、道の駅も利用できるハイウェイオアシス。でも今回は道の駅に用はなく、目的はフードコート。私がBMWをドライブするときは、お目当てのドラ飯を設定することが多いのです。で、今回は小布施PAで生姜焼き定食を試してみることにしたのですが、今回も見事に当たり。十分に旨いドラ飯でした。

BMW G20 320d

小布施PAをあとにして走り出したのはいいのですが、腹が膨れるとどうしても眠くなってきます。そうでもない人もいるのでしょうが、私は眠くて仕方ありません。やむを得ず「黒姫野尻湖PA」にBMWを停め、仮眠をとることにします。

小一時間も寝たでしょうか、目を覚ますと睡魔はどこかへと消え去ったようでスッキリ。これで思う存分BMWをドライブできます。そして再び走り出したBMWは信濃町ICで上信越道に別れを告げ、県道119号へ。

今まであまり来たことのない妙高エリアは豊かな自然に囲まれていて、まだ来たばかりでなんですが、良いところな気がします。

県道119号をトレースし、豊富な水をたたえる関川を越えるとそこは新潟県。関川を流れる水はとても澄んでいて川からくる風が冷たく気持ちいいところをみると、きっと水も冷たいのだろうと予想できます。その関川に沿って数キロ上流に走ると広い駐車場が。

ここから徒歩で暫く行くと苗名滝という滝があるようです。面倒なのでそこまでは行きませんでしたが、川からくる風が気持ちよくてこれぞ高原という感じがします。川の中には大きな岩がゴロゴロしていて、それに当たる水の音が迫力があり、いつまで居ても飽きる気がしません。

BMW G20 320d
BMW G20 320d

いつものことかたまたまか、高原という割には清々しさがなく湿度が高くでじっとり。今は梅雨の時期なので湿度が高いことは仕方ないのですが、イメージしていた高原とは随分と違いますね。

もう少し標高を上げれば違うかも?

そう考えて燕温泉のあたりへ行ってみることに。そこへ向かう県道39号は、まるで妙高山に向かうように一直線に伸びています。力のないエンジンでは息切れしそうな勾配も、トルクフルなディーゼルエンジンにとっては平地も同じ。重力に逆らい苦も無く高度を上げて行くBMW。

途中のゴルフ場を通過するときはボールが飛んでこないかヒヤヒヤしながらも、終点まで一気に登り切ります。そこそこ標高は稼いだと思うのですが、体感的には先ほどまでと大差なし。湿度が高くジメジメして、高原のイメージとは程遠い・・・。

BMW G20 320d
BMW G20 320d
BMW G20 320d

期待したほど爽やかではなかった妙高高原をあとにして、次に向かう「くびきのパノラマ街道」は初めて走る未知の道。県道455号を経由して向かったのですが、この県道が途中から車一台分の隘路となったり、本当にこれで合ってるのかと不安が炸裂。間違ってはいなかったものの、ちょいとアクセスしづらいか・・。

不安になるような隘路を抜け、県道455号から左へ折れるとそこから先が「くびきのパノラマ街道」と呼ばれる道。大層な名前が付いていますが、要はどこにでもある広域農道。

パノラマ街道へコースインすると同時に、ドライビング・パフォーマンス・コントロールをスポーツモードへ。これは通常のコンフォートモードと違い、アクセルワークに対してのレスポンスがまるで別物のように良くなり、さらにはエンジンサウンドも変化することで、ドライバーのやる気も爆上げです。

くびきのパノラマ街道は、お世辞にも舗装が良いとは言えませんが、かと言って荒れている訳でもない。さらには交通量がゼロと言って良いほどクルマの姿もなく、ほぼ貸し切り状態。人里離れた山中を貫く無人の道路、そこをBMWで駆け抜けるとき、日頃のストレスから解放され心が癒やされていくのを感じることができるのです。

道の駅 雪のふるさとやすづか

パノラマ街道の終点までほとんどクルマの姿を見ることはなく、マイペースで駆け抜けて「道の駅 雪のふるさとやすづか」にて小休止。人の気配のない小さな道の駅。ここはまったく記憶にないので、おそらく立ち寄ったのは初めてのこと。ここでは雪室に保存したそば粉を使った「雪室田舎そば」が食えるらしいのですが、このときはすでに営業時間外。蕎麦が好きな私としては、どんなものか食ってみたかったのですがまたの機会ということで。

さて、そろそろ帰路につくことを考えなくてはなりません。地図を開き帰りのルートを考えますが、上信越道と関越道のどちらも大した差はなさそう。往路は上信越道だったので帰路は関越道にしようと、六日町ICを目指します。

関越道を選択したのは往復が同じ道ではツマラナイのと、お目当てのものがあるからです。

お目当てのもの、それがあるのは関越自動車道 塩沢石打SA。このくらいの時間に塩沢石打SAに立ち寄ると、必ずといっていいほど「唐揚げ定食」を食っているのですが、今回もそれが食いたくなったのです。NEXCO東日本傘下のYASUMOCCA(ヤスモッカ)なので他でも同じ味だと思うのですが、どういう訳か塩沢石打SAが一番旨く感じてここがお気に入り。

これを食わなきゃ帰れねぇ。

いつもと変わらぬ旨さに満足し、自宅へと向かいました。

ドライブDATA
【実走日】2022年06月18日(土)
【走行距離】652.7㎞
【ドラ飯】生姜焼き定食(上信越自動車道 小布施PA下り)
【ドラ飯】唐揚げ定食(関越自動車道 塩沢石打SA上り)