久方ぶりに仕事をぶん投げ、平日にロンリードライブ。そのときに昼のドラめしを「道の駅からむし織の里しょうわ」で食ったのですが、これがまた旨かった。
道の駅に到着したのは、午前11時を少し過ぎた頃。予想通り開店直後の食堂は、ガラガラで先客は一人だけ。混雑していては、落ち着いて食事などできません。そのために、いつも早い時間に店に入るのです。
何を食おうか決めてあるので、迷うことはありません。チャーシュー丼の存在は、以前来たときに確認済み。よってすぐさま券売機をポチッと。
時間が早くまだまだヒマそうな厨房から、たいして待つことなく呼び出しが。目の前に供された旨そうなそれ。そしていきなりチャーシューを口へと運ぶ。
とくに薄切りでも厚切りでもない、よくラーメンにのっている程度の厚さだ。だがむしろそのほうが良い、あまりに厚く歯ごたえばかりでは顎が疲れる。味付けは薄めで最初は物足りなさも感じたが、あとでこれで良いと気が付くことになるのです。
白飯は昭和村産の「ひとめぼれ」を使用しているそうで、適度な固さの炊き加減で私の好み。白飯とチャーシューの間に海苔が敷き詰められていたのですが、これが驚くほど風味が良くてマジ旨い。主役はこれなんじゃないかと思えるほど。
こうなると全体のバランスを考えたときに、始めは物足りなく感じたチャーシューの薄味がこれで良いと思えたのです。もしこってりと味の濃いチャーシューだったら、海苔の風味が台無しになっていたでしょう。白飯とチャーシューを行ったり来たり、ときどき紅ショウガ。
ひとつひとつは地味でも、それらが揃うと素晴らしい相乗効果を発揮する。いわゆるシナジーってヤツですな。地元産の米を使ってるということは、新米の時期に来ればもっと旨いのだろうか?次はその頃に食ってみようか。
豚チャーシュー丼、期待していた以上の旨さでした。道の駅からむし織の里しょうわ、旨いものが多いようです。他のメニューにも期待。