恵那鳥のけいちゃん定食　【道の駅 加子母】

鶏ちゃん【けいちゃん】とは、南飛騨地方や奥美濃地方の郷土料理。醤油は味噌をベースにしたタレに漬けた鶏肉を、キャベツや玉ねぎなどと一緒に焼くシンプルな料理。また、鶏ちゃんは地域やお店によって味が千差万別なのだとか。

道の駅 加子母に立ち寄ったとき、当初のお目当ては飛騨牛丼。しかし以前来たとき、食堂がお休みだったため、鶏ちゃんの弁当を食ってそれが旨かったことが忘れられませんでした。そうなると食堂で出来たてを食ってみたくなるもの。暫しメニューとにらめっこし、どちらにしようか悩みに悩んで決めたのが鶏ちゃん定食。

目の前に運ばれてきた鶏ちゃん定食は、熱々に熱せられた鉄板に乗せられジュージューと旨そうな音色を奏でています。料理からはもくもくと湯気が立ち上り、マスク越しにも旨そうなニンニクの香りをはっきりと感じることができます。これでもかというくらい食欲を刺激され、一気に空腹感MAX！期待度MAX！

右手に箸を装備しいざ実食！

これは想像以上の旨さで、シャキシャキのキャベツや玉ねぎにニンニク風味の味噌ダレが絡み、ますます食欲を刺激。鶏肉もいい具合に締まっていて、これまたタレが良く合うのです。あまりに旨くて箸が止まらず、もはや暴走。さらに白米との相性も抜群で、無限に米が食えそうな勢い。

鶏肉は芯まで熱々で口に放り込むと火傷しそうになりますが、それでも暴走を続ける右手の箸。気が付くとあっという間に完食。いやぁ、ほんとに旨かった。

久方ぶりに衝撃が走る旨さでした。