もういちど食べたいドラ飯2022

ドライブ飯、略してドラ飯とはドライブに行った先で食べる食事、わざわざクルマを走らせてでも食いに行きたいグルメのこと。2022年も残すところあと僅か、今年もあちこちでドラ飯を楽しんで参りました。

今年を振り返り、もう一度食べたいと思えるドラ飯をピックアップ。ここに列挙したドラ飯は2023年もまた食っていると思います。それだけ気に入ったものだけをラインナップしました。

道の駅加子母で食った恵那鶏のけいちゃん定食は、衝撃的な旨さ。アツアツの鉄板からニンニクの強烈な香りをまき散らし、食欲を刺激し胃袋を離さない。ニンニク風味の味噌だれが白飯との相性抜群で、箸が自分の意志を持ったように止まらなくなります。これを目的にクルマを走らせる価値は充分にあります。

よくある油淋鶏は大判の鶏肉ですが、これは普通のから揚げにタレをかけただけにしか見えません。たぶん本当にそう。しかし食って見るとその旨さに驚愕。肉汁溢れるから揚げに甘酢醤油のタレが良く合い、なぜもっと早く食わなかったのかと後悔したほど。

どこにでもよくある鶏のから揚げ定食。NEXCO東日本が運営するYASMOCCAが提供してるので、管内のSA・PAで同じものが食えるのですが、どういう訳か塩沢石打SAが特に旨く感じるのです。
ここに寄るたびに食いたくなる、というかよく食ってます。

普段なら自ら進んで選ぶことのない野菜炒め、このときは気まぐれで選んだのですがそれが大正解。柔らかい豚バラ肉とシャキシャキの野菜が素晴らしく、白飯との相性抜群。はじめて本気で野菜炒めを旨いと思ったのがこれ。なんかまた食いたくなってきた・・・。

山形県が誇るブランド牛である米沢牛、それの握り寿司がこれ。とろけるような柔らかさで、口に入れると旨味を残し抵抗なく消えて行く。寿司といえば当然に魚だが、ブランド牛の握りも絶品だ。道の駅米沢へ来たなら、これを食わずに帰れねぇ。騙されたと思って食ってみな。

新潟県は知る人ぞ知るラーメン激戦区、その新潟県で5大ラーメンの一角を担うのが背脂ラーメン。喜多方ラーメンと似た中太麺で、魚介系のダシが効いた醤油ベースのスープにたっぷりの背脂。これを食べるに少しばかり背徳感がありますが、見た目ほどギトギトしていません。

東北自動車道大谷PA（上り）で食った餃子ドッグ。パンに餃子を挟むなど、いったいどんな味がするのか過る不安。話のネタにと試したところ、想像以上の旨さにびっくり。見た目のインパクトとは裏腹に旨かったことが衝撃です。

コロナ禍がまだ終息していない2022年でしたが行動制限もなく、それどころか旅行支援まであってかなり自由に行動することができた一年でした。宿泊を伴うツーリングはそれほどの回数ではありませんでしたが、日帰りではあちこちに出かけ、旨いものを食い荒らした一年。

すべてのドラ飯を紹介することはできませんが、特に記憶に残ったものがここに列挙されています。2023年は更にあちこちでドライブ飯、略してドラ飯を食い荒らそうと思います。