近江牛のしゃぶしゃぶと桃のシャーベット 【WEST LAKE HOTEL可以登楼】

近江牛のしゃぶしゃぶ

2022年GWツーリングの3日目、琵琶湖近くのホテルで食べた近江牛のしゃぶしゃぶは絶品でした。食事の時間になり、通されたのは個室。ホテルの夕食は食堂などが多く、そもそも個室が用意されていないホテルだって珍しくありません。やはり個室は他のお客を気にすることがないので、落ち着いて食事をすることができます。特にコロナ禍の昨今は、感染対策としても有効かと。

個室に入るとすでに用意がされていて、カセットコンロに火を付ければ始められる状態。テーブルに並べられた食材はどれも旨そうで、特に近江牛が輝いて見えます。ではまず肉から・・・ではなく、野菜類から。

長ネギ、豆腐、白菜、シメジなどなど。鍋に放り込み蓋をして、そのときを待ちます。鍋というのは不思議なもので、この待ち時間さえ楽しいもの。暫くして火が通ったところで野菜を頂くと、やはり旨い。雰囲気込みかもしれませんが、とにかく旨い。

そしてついに主役の出番。近江牛を軽く湯に通し、色が変わった頃が食べ頃です。で、そいつを口に運ぶと・・思わず緩む頬。そこらへんのスーパーで買ってくるものとは違い、肉を食ってる食感はあるが柔らかい。歯の治療中でめいっぱい頬張ることができませんが、たやすく噛み切れるのでそんな状態でも食べやすい。

テーブルに並べられた近江牛を見たとき、妻と二人では多いのではと思いましたが、なんなく食べきってしまいました。決して無理に食べたわけではなく、気が付くと全部なくなっていたのです。なんならもっと食べられたかも。

桃のシャーベット

絶品の近江牛で満足したあと、デザートに桃のシャーベットを追加でオーダー。ごく普通のシャーベットが出てくるものと思っていたのですが、やってきたのは桃をくり抜き凍らせて、それを器としたシャーベット。見た目からしてインパクトがあるのですが、食べてみると上品な甘さでくどくない。

甘すぎたり味が濃すぎたりすると、途中で飽きてしまったりしますが、これはそんなことありません。近江牛で満腹になったはずなのに、やはり甘いものは別腹か。

私が推すドライブ飯、略してドラ飯は、道の駅やサービスエリアなどドライブの途中で食べるものが多いのですが、たまにはそれを目的とすることも悪くないんだと思わせてくれる逸品でした。

ドラ飯DATA
【所在地】WEST LAKE HOTEL 可以登楼
【営業時間】-
【訪問日】2022年05月05日
【値段】13,500円(税込)宿泊費込み