いつものように東北自動車道を北へと走り、羽生パーキングエリアを通過。普段は羽生で食事をするところですが、たまにはひとつ先の佐野サービスエリアへ行こうと思いたった次第。そして羽生を通過し、およそ10分程度で佐野サービスエリアに到着。
佐野サービスエリア下り線は最近リニューアルされたようで、施設が非常にキレイ。ちなみにここは上下線の施設が徒歩で行き来できるようになっていて、どちらも利用できるのが嬉しいところ。しかし今回は素直に下り線のフードコートへ。
栃木県佐野市と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、厄除け大師よりも佐野らーめん。はるか昔に食べたときの記憶では、正直たいしたことなかった佐野らーめん。久方ぶりに再挑戦。
メニューを確認すると佐野らーめん単品はもとより、ねぎ飯セットや餃子セットにカレーセットなんてものもあります。らーめんのお供と言えば定番の餃子。いや待て、ここは軽く変化球でねぎ飯セットにしよう。決まり。
ここは券売機で食券を購入するのですが、新しいだけあって厨房に自動でオーダーが届くシステム。カウンターを素通りして席に着けばよし。例によって食事には早い時間なので、ほぼ客はいません。客がいないので厨房もヒマそう。当然、オーダーした佐野らーめんだって、光の速さで提供されます。
久方ぶりの佐野らーめん、あれ?なんか違う?
私の古い記憶にある佐野さーめんは、麺にまるでコシがなく自分の重みでブチブチ切れるほどヤワな麺。しかし今回のこれは、まったく違う。平打ちのちぢれ麺は、ちと柔らかめだが箸で持ち上げてもブチ切れたりしません。
佐野らーめんとしてはどうか分かりませんが、個人的にはこの方が好き。チャーシューも柔らかくて期待以上だし、極太のメンマも見た目と裏腹に柔らかい。佐野らーめんって、こんなに旨かったか?
佐野らーめんに対する認識を改めたところで、ねぎ飯へと。チャーシューとねぎが丼からこぼれそうになるほど盛られ、ミニ丼とは言え迫力がある。チャーシューをひとツマミ食って見ると、旨いぞこれ。ねぎもシャキシャキしていて、塩ダレかな?このタレも良く合ってとても旨い。うん、ホントに旨いぞ!なんならミニ丼ではなく、普通サイズがあればそれでも良いかもしれん。
このねぎ飯は佐野らーめんと、どちらが主役か分からなくなるほど旨い。食って見ての感想は「もう一度食いたい、ねぎ飯を」です。